Acid Pickling Treatment酸洗い処理
前処理
めっきの下準備
酸化膜
スケール除去
密着向上
めっきの品質を左右
めっき品質の要。酸化物を確実に除去し、密着性の高い皮膜を実現。
概要
酸洗いは、金属表面に生成した酸化皮膜(スケール)、錆、不純物を酸性溶液に浸漬して化学的に除去する前処理工程です。めっき処理や塗装処理の前工程として不可欠な技術であり、後工程の品質を左右する重要な工程です。
使用する酸の種類(塩酸、硫酸、硝酸、フッ化水素酸等)は、素材の種類や除去すべき酸化物の性質に応じて最適なものを選定します。適切な酸洗い処理により、めっきの密着性や塗装の付着力が大幅に向上します。
当社では、素材ごとの最適な酸洗い条件(酸種・濃度・温度・時間)を設定し、過度なエッチングによる素材損傷を防ぎながら、確実に表面を清浄化する技術を確立しています。
特徴
- 酸化皮膜・スケール・錆を効果的に除去
- 後工程(めっき・塗装)の密着性を大幅に向上
- 素材に応じた最適な酸種と条件を選定
- バッチ処理で大量の部品を一括処理可能
- インヒビター(腐食抑制剤)の使用で素材保護
用途例
- めっき前処理としてのスケール・酸化物除去
- 溶接後の焼けスケール除去
- 熱処理後の酸化皮膜除去
- 鋳造品・鍛造品の表面清浄化
- 塗装前処理としての素地調整
仕様
| 使用酸 | 塩酸、硫酸、硝酸、フッ化水素酸等 |
|---|---|
| 処理温度 | 常温〜60度C(酸種による) |
| 処理時間 | 数秒〜数十分(酸化物の程度による) |
| 対応素材 | 鉄鋼、ステンレス、銅、真鍮等 |
| 処理方式 | 浸漬処理(バスケット・バレル対応) |
| 後処理 | 水洗・中和処理を実施 |